レタスフライ/森博嗣・講談社ノベルス

森氏久しぶりに読む新刊。短編集で以下のタイトルの短編があり。各短編の感想は以下。最終的な感想は、だいたい30%くらいのヒット率。ただそれが各々3ベース級だったので満足。

  • ラジオの似合う夜(A radiogenic night)

一番面白かった

  • 檻とプリズム(A prism in the cage)

これが一番森さんらしいと思った。詩的でカッコいい

  • 証明可能な煙突掃除人(Provable chimney sweeper)

いまいち共感できなかった。

  • 皇帝の夢(The imperial dream)

一番短かったかな。これも共感できず。

  • 私を失望させて(Drive me to despair)

ぜんぜん違う予想をしてしまった。

  • 麗しき黒髪に種を(Seeds for her lovely tresses)
  • コシジ君のこと(My most unforgettable figure)

上二つは微妙に趣旨がわからなかった。
ある意味この二つは鏡のような感じなのかもと勝手な想像を

  • 砂の街(The sandy town)

SFなのかな。なにか近いタイトルがあったような気がする。

  • 刀之津診療所の怪(Mysteries of Katanotsu clinic

いろいろ気づかなかったのが悔やまれる。
挑まれたわけじゃないけど。